
金曜日,出張から足を伸ばして山口県に.
行ったのは山口の温泉地『湯田温泉』.
新山口駅から車で20分くらいの温泉地である.
ここは以前に訪れ,いい温泉だったので,このところのお疲れを癒すために宿を取った.
今回のお宿は『湯別当・野原』
別当なんて名を聞くとこころが惹かれるもので,名前だけで予約を決めた.
由緒書きは以下である.
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時は室町時代、この地に真言宗「竜泉寺」というお寺があり、境内に小さな池がありました。
あるとき、足を痛めた年老いた狐が、痛めた方の足をその池につけているのを住職が見つけました。狐は、七日七晩その池に足をつけにきましたが、足の傷が治ったためか姿を見せなくなりました。
狐が来なくなったことを残念に思った住職が、狐の巣穴をさがしてみると、そこは大内広世が熊野三所権現を祀った権現山でした。
これはただ事ではないと考えた住職が、年老いた狐が足をつけていた池を掘ると、なんとそこからは温泉が湧き出ていたのです。
さらにその池からは、金色の薬師瑠璃光如来像が現れたので、住職は薬師堂を建立し、温泉の湧く池を屋根で覆いました。
その噂を聞き付けた多くの人がこの池を訪れて、薬師瑠璃光如来を拝んで温泉に入ると、病が癒され、健康を取り戻したと伝えられています。
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この野原家は薬師如来をお祀りし,末代まで温泉を守るようにとのお達しから湯を守る別当『湯別当』と言われるようになったとか.
なんとも不思議な話.
熊野権現様といい,宿泊したのがお薬師さんの日にお薬師さんのお宿.
お湯もヌルスベのアルカリ性(かな?).源泉からの一番湯.掛け流し.と”温泉は”いいことずくめ.
お宿はちょっと一昔の温泉旅館です.
近くに『だんだん茶屋』なるお店があり,この居酒屋は結構おいしい.店長さんの人柄もよくてオススメです.
今年は九州・岡山の仕事が入ってきたので,ちょくちょく行くことになりそうです.
このところのハードワークに疲れた身体にはいいお湯でした.
玄関のエントランスに祀ってあった『薬師如来』を拝んで,宿を後にした.
昨日の晩に自宅に戻って,朝まで仕事.
今日は合奏練習にも行けずまだまだ仕事は続きます....
また寝るのは朝日を見てからかなぁ~♪
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